タバコを吸うことにより、心臓の栄養血管病気(狭心症や心筋梗塞)や、呼吸器の病気(COPD:慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息、肺癌)にかかりやすくなります。また、大切なご家族にも影響があります。副流煙(タバコの煙)には、吸っている人が吸う主流煙よりも、もっと有害な物質が含まれています。最近の報告では、喫煙はニコチン依存症という疾患であるとの認識が必要です。配偶者がタバコを吸っていると、家族も様々な病気にかかりやすことが明らかになっています。
タバコをやめることで、ご自身はもちろんの事、ご家族も健康になるのです。
健康保険を使った禁煙外来では12週間で禁煙を目指しています。
①ニコチン依存症かどうかを問診票を用いてチェックします
②呼気中の一酸化炭素濃度を測定します
一日に吸うタバコの本数が多いと呼吸中の一酸化炭素濃度は高くなります。
診療ごとに、毎回一酸化炭素濃度を測定します。
③禁煙開始日を決定し、「禁煙宣言書」に署名し、宣言して頂きます
④禁煙補助薬について医師と相談して決定し、禁煙のスタートです